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ブラック企業・社畜を題材としたオススメ小説3選を紹介するよ!

Hatena Feedly

 「ブラック企業」という言葉に代表されるように、過剰な労働搾取についての問題は2000年代になってから深刻化の一途をたどり、2016年には大手広告会社の電通の「過労自殺事件」が社会問題となりました。

 

高度経済成長期の日本を支えたいわゆる「団塊の世代」のひとたちは、家庭を顧みずに「モーレツ」に働くというライフスタイルを当たり前にした、というのはいささか言い過ぎだけれども、しかし昭和期の日本では、

「会社のため、国のために身を粉にして働く」

ということを美徳としていたようにかんじます。

 

もちろん、その考え方はいまでは通用しなくなっていて、

「なんのために働くか」

という価値観が、社会以上に個人の生活の充実へとシフトしているからなのかもしれません。

 

今回は、こうした価値観のシフトを象徴する「ブラック企業」「社畜」を題材とした小説を3つ紹介したいとおもいます。

 

目次

 

ブラック会社に勤めてるんだが、俺はもうダメかもしれない

中卒、元ニートの俺、(プログラ)マ男が就職したのはダメダメなIT企業。責任感のかけらもない上司と超使えない同僚、ありえない納期を押しつける取引先に囲まれて、一体全体…まさに21世紀の「蟹工船」、史上最強のワーキング・プア(笑)が放つ、スレッド文学の進化型。

2ちゃんねるのスレッドを書籍化した、いわゆる「電車男」系小説。

主人公(スレ主)のマ男が自らの職場体験を語るという形で物語は進む。

理不尽な上司、取引先、そして納期と戦うSEの雄姿(?)が描かれている。

内容がやたらドラマティックなので、個人的には小説よりも小池徹平による実写映画の方が楽しかった。品川祐のクソ上司っぷりが素晴らしい!

やや根性主義が美化されているところが評価の別れどころかもしれません。

dTVで見れるので、そちらで見るのがお得。会員じゃなければ無料お試し期間を使えばとりあえず見れます。

  

ちょっと今から仕事やめてくる

ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった―。スカっとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。

2017年に福士蒼汰主演で実写映画化。

しかしこの小説は「ブラック企業の実態を暴く」という内容のものではなく、「仕事と人生(自分の命)はどっちが大事か」ということを主題にしながら、主人公がブラック企業を退職するまでのヒューマンドラマが描かれています。

まさに「過労自殺」が起こった近年を象徴するような小説となっているあたり、「ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない」とは違った物語になっている。

 

星降る夜は社畜を殴れ

高校中退のオレ、立花アキトが就職したのは、よりによって日本有数のブラック企業「ワクワクフーズ」だった。残業を何より好む怪物「社畜」たちの巣窟だ。セクハラの調査のため、オレは苦情のあった秋葉原のチェーン店へ休日出勤(やりたくねえ!)で向かった。そこにいたのは血まみれの包丁を握りしめたモヒカンの店長と太麺にがんじがらめにされた巨乳の美少女で!?オレ、いきなり大ピンチ!第19回スニーカー大賞“特別賞”受賞作!! 

リアリティもクソもないゴミみたいな小説(褒め言葉)。

定時退社と基本的人権をめぐる戦場と化した会社員生活をバトル漫画テイストで描いたライトノベル。

んなアホな!という笑いどころだけで埋め尽くされているけれど、読了後の時間を無駄にした感がヤバい作品です。

 

まとめ

いま読みどきの「ブラック企業」「社畜」を扱った小説はひとまず以上の3作品です。

いずれもかなり読みやすく、1〜2時間もあれば1冊読み切れるほどお手軽です。

実はこの「読みやすさ」がポイントです。

会社員をしている時に散々思ったことですが、

「疲れすぎていて本が読めない」

という日々が続いていました。内容的に素晴らしいものほど、読了には相当な体力と時間が要求されますが、読書体力が足らない時は、親近感を持って軽く楽しめる、これらの作品を手にとってみてはいかがでしょうか?

 

というわけで今回はここまで。

お読みいただき、ありがとうございました!