人の転職を笑うな

元求人広告企画営業が転職サイトやサービスの紹介!そして求人市場をデータや経験、トレンドを参照しながら解説する、求人・転職に特化したブログです。ご感想や寄稿のご依頼はmachahiko1205(あっと)gmail.comまでお気軽にご連絡ください。詳しくはプロフィール参照。

「転職」という言葉が脳裏によぎったら、
まずはコチラ
をご覧ください。

スポンサーリンク

完全失業率は7年連続で改善。雇用問題のポイントは「潜在求職者」と「労働生産性」にある!?

Hatena Feedly

f:id:bibibi-sasa-1205:20170428110856p:plain

図:完全失業率の推移

(元データ:統計局ホームページ/労働力調査(基本集計) 平成29年(2017年)3月分結果

 

昨年度の完全失業率・有効求人倍率等の雇用・労働に関する各種統計データが公表されました。

ざっくりまとめると、

「求人市場はリーマンショック以降毎年改善されている」

という結果が一番わかりやすい言い方になるかと思います。

news.goo.ne.jp

 

その理由としては「リーマンショックの傷が癒えてきた」ことや「東京オリンピックによる雇用の増大」がメインとして挙げられると思います。

ただ、冒頭で作ってみたグラフをみると、過去20年の完全失業率は、

「ある程度下がった後に、ガツンと上がる」

という感じで波が見られます。雇用問題の改善は長期的に、それこそ根気強く行っていかなければ意味がない反面、

「物事ひとつで一気に変わりえてしまう」

という脆さが常につきまとっています。目先のことをいうならば「東京オリンピックが終わった後」は何も対策を講じなければ完全失業率はガツンと上がると予想でき、なかなか結果に安心もしていられないというのが現実です。

 

さて、これからの「雇用」 について、どういうことが論点に上がっているのでしょうか?

 

働き方にもイノベーションを

これからの雇用問題について、このような言及を見つけました。

www.jiji.com

 

この記事では、

「求職者からみれば雇用は改善されているが、企業からすれば深刻な人材不足が続いている」

ということが書かれています。

求人倍率が上がった!ということは、人材の需要と供給のアンバランス化であることも同時に意味しています。求人数は多すぎても少なすぎてもなんらかの問題を内にはらんでいるため、絶えず問題の抽出と改善策の提示が必要となります。

 

引用した記事で出ている専門家のコメントはふたつ。

働き方改革を進め、主婦や高齢者の労働参加率をさらに高める必要がある

(大和総研・長内智シニアエコノミスト)

人工知能(AI)の活用などで労働生産性を引き上げるほか、子育てを支援し出生率を高めることも必要だ

(SMBC日興証券・丸山義正チーフマーケットエコノミスト)

前者はオーソドックスな見解です。求職者数を伸ばそうと思った時、注目すべき点は

「働きたくても働けない」

という「潜在求職者」の存在です。特に子育てのために退職した「30代女性」というのは人材不足解決のためのキーとなる存在だと、求人業界では考えられています。

この層を求人市場に引っ張ってくるために不可欠なのが「働き方改革」です。

家庭と仕事を両立できるよう、「短時間常勤社員」「リモートワーク」などの制度が近年各社で導入されています。

これに関する関連記事はこちら↓

www.macha-job.com

www.macha-job.com

 

後者は、そもそもの「職種」に改革をもたらすべきだという主張だと取れます。

「求職者数を増やすのではなく、不要な仕事を減らすことで人材不足を解消しよう」

といったところでしょうか。

「人工知能(AI)の導入による一部業務の自動化」の必要性をといています。

ただ、これによって「機械が人間から仕事を奪うのではないか?」という意見もよく目にします。機械に奪われる仕事というのは比較的「単純労働」に当たるものですので、本格的にAIが導入されると、収入格差が今以上にはっきり現れてくるんじゃないか?ということが一部で懸念されています。

ちなみにこのことに関しては「人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊(井上智洋 著)」で詳しく議論されています。後半はベーシックインカム導入などへも筆が伸びており、かなりオススメの一冊です。 

人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊 (文春新書)

人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊 (文春新書)

 

 

これからの、特に2020年以降の雇用がどうなるかはまだ具体的に見えませんが、「会社に雇用されている」ことが将来の保証にはならないんじゃないかとぼくは思います。

ちょいちょいこういうニュースには敏感なくらいでちょうどいいかもしれませんね。

 

新聞について気になっている人にオススメ↓

www.macha-job.com

 

職場や客先でのコミュニケーションに悩んでいる人にオススメ↓

www.macha-job.com

 

五月病の方にオススメ↓ 

www.macha-job.com

www.macha-job.com

 

今回はここまで。

お読みいただき、ありがとうございました。