人の転職を笑うな

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「転職祝い金現金50万円!」って超アヤしくないですか!?でもそれがありえる「3つのカラクリ」を考えてみた

Hatena Feedly

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まちゃひこです。

今回は「転職祝い金なるものがなぜあるのか?」というお話をします。

転職祝い金とは、その文字どおり「転職先が決まったら支払われるお金」のことです。

この制度を導入している求人メディアというのは少なくなく、ぼくも求人業界で働いていたのでこう言った話題はよく聞きました。メディアがお金を出すこともあれば、採用する企業がお金を払うこともあります。

しかしそれでも高額になると「!?」みたいな、ヤンキー漫画っぽいリアクションを取りたくなります。

転職祝い金の額はだいたいどんなものなのかざっと調べていたら、なんと50万円出すと豪語するメディアがありました。

それが今回取り上げる「WEB・IT専門のFacebook求人アプリ【Nexstar】」です。

得するIT・WEB転職ならNexstar

 

無料で使えるのにこんなことってありえるの?

と、つい疑いたくなりますね。実はこの値段、確かに高いですが、ここのサービスを見る限りできなくもないな、という印象を持ちました。

推測の域を出ないのですが、これがどうなっているのか、ということを以下では考えてみます。

 

目次

 

成果報酬制の媒体だと単価が高い

お金の話なので、この媒体がどんな収入構造を取っているのかを考えてみます。

転職エージェントがいるみたいなので、おそらくは成果報酬制の媒体なんじゃないでしょうか。

求人業界では収入形態が大きく分けて2つ、

  • 広告掲載料制(低単価、確実性が低い)
  • 成果報酬制(高単価、確実性が高い)

があります。詳しくは過去記事でも触れているのですが↓

www.macha-job.com

 ユーザーが無料で使える以上、上記の収入から資金を捻出しなくてはなりません。

ポイントは「なぜ成果報酬制の単価は高いのか」というところなのですが、

「そもそも人を採用するのにかなりの金がかかる」

という採用難の問題が関わってきます。

 広告費や人件費など諸々の経費を合算して1人採用するのにかかる金額の割合を「採用単価」というのですが、例えば営業職の採用単価は「20万〜50万円」くらいはします。

しかも、これでも1年以上定着してくれるとは限らないのです。

ですので、成果報酬制の求人費用はこのケースだと一人採用で50万〜70万円くらいはするんじゃないかな、と思います。

とりあえずここでは、

「採用にはべらぼーに金がかかる!」

ということだけ、知っておいていただければ大丈夫です。

 

 ターゲットにしている業界の採用難易度が高い

ただ、それでも転職者にポンッと50万も渡せるようには思えません。

ここで上記のカラクリにもう一つ要素が追加されます。

それは、

「採用難易度」

です。現状、最もポピュラー(!?)な業種である営業ですらよっぽどの人気企業でもない限り一人採用するのに数十万くらいかかっています。

それはつまり、「年齢・スキル」などの要求が絡んでくるとその単価はもっと高額になってくることを意味しています。

特にWEB・IT・ゲーム・広告といったNexsterが特化している扱っている業界は、一般に激務として知られていて、定着率も悪く、慢性的に経験豊富な技術者すぐに辞めない業界未経験の若者を欲している状態にあります。つまり、モーレツに人が集まらない上に採用ターゲットが狭い業界なのです。

 

ユーザーに労力をかけさせないサービス

単価の次は「数」になります。

収入は当然ながら「単価 × 人数」になるので、メディアとしていかに人を集めるかが超重要になってきます。

それでこのサービスがめちゃくちゃうまいのは「めっちゃ楽に使える」ということです。

まず、登録がワンタッチでできる。Facebookのアカウントを持っている必要があるのですが(もちろん他の人には使っていることがバレない)、それさえあればすぐに登録できます。リンクがこれですね。

得するIT・WEB転職ならNexstar

 

まあこれは当たり前として、転職エージェントとゴリッゴリに話す必要も特にないというのも利点です。もちろん希望すれば無料チャットができるようですが、そもそもメッコリ相談するかしないかも自由に選べます。

なぜこんな仕様になっているのかといえば、「転職したいけれど多忙な人」というターゲット設定をしているからだと予想できます。

こういう層をターゲットにすると、とにかく登録者数を稼ぎやすいというメリットがあります。また、利用の自由度も高く、転職活動もユーザーの個々のペースに委ねているため「フォローにそこまで手間がかからない」という構造になっているのではないかと考えられます。

  

まとめ

というわけでWEB・IT専門のFacebook求人アプリ【Nexstar】のやたら高い転職祝い金についてその仕組みの推測をしてみました。要点はこんな感じ↓

  • 単価高い
  • 難職種に絞ることでさらに高い
  • ユーザーの手間をかけ避けない設計で母数が多い

 というわけで、個人的には十分にありえる金額だと思いました。

自由度も高いサービスですので、登録しておいても損はないかなと思います。漠然と転職を考えている人にオススメといったところでしょうか。

 

というわけで、今回はここまで。

また、個人的にオススメの転職サービスは、

  • 業界大手の「リクナビNEXT」
  • 口コミ評価を見れる「ピタジョブ」

なんですけれど、それについてのレビューも書いています。

よかったら合わせてお読みください。

www.macha-job.com

www.macha-job.com

 

というわけで今回はここまで。

お読みいただき、ありがとうございました!