人の転職を笑うな

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求人倍率が高いっていうけれど、なかなか正社員の仕事が見つからない!本当に「採用できない」世の中なの?

Hatena Feedly

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「人手が足りていない」

そういう話は近年特によくされているのですが、それでも正社員の仕事を見つけるのってそんなに難しくない……。

事実、採用面接では結構落とされてしまうっていう方も中にはいらっしゃると思います。

そこで見ていただきたいのがこちらのニュースです。

www.nikkei.com

 

正社員の増加が非正規社員(パート・アルバイト・派遣)の採用数を増加したのは2か月連続とはいえ、その理由とされているのが、

「待遇の良い正社員じゃないと採用ができないから」

と言うもの。

なんだか「仕方なく正社員としての採用をしている」といったニュアンスが醸し出されていますよね。

今日はなんとなく漂っているこの微妙な雰囲気について、ちょっと解説を入れていこうと思っています。

 

目次

実は正社員の有効求人倍率は1.0を割っている

まず注目してもらいたい事実が、引用したニュースにも書かれていたのですが、正社員の有効求人倍率が0.92だということです。

有効求人倍率とは、求人件数に対する求職者数の割合を示す値ですが、この値が1.0を切ると、求職者よりも仕事の方が少ないという状況になります。つまり、

「求職者にとっては仕事がない」

という状況になるのです。

対して非正規社員(パート・アルバイト・派遣)の有効求人倍率(10月季節調整値)は1.75、そして全体では1.40と、求職者よりも求人件数の方が圧倒的に多いという状況になっています。

実はこの正社員求人と非正規社員求人の相場の乖離というのは、あまり知られていなかったりするのです。なんとなくコストのかかる正社員の方が採用が難しいという先入観を持ちがちなのですが、場合によっては正社員の方が(企業側からしたら)採用が容易であるケースもあるのです。

ぼくは求人広告の営業マン時代、よくこのデータをクライアント様にお見せして、採用人数や求める人材のスペックの再検討を提案していました。

……というようなことも採用する側からしたらよくある事例のひとつなのですが、ぼくとしては、これから4月にかけては転職するなら絶対にアクションを起こすべきタイミングだと思っています。

その理由を次の章で紹介します。

 

正社員獲得に向けて企業が動き出すのは「年始」「3月」「6月」

企業の中途採用は基本的に時期は関係ない通年採用になっているのですが、ほとんどの企業がそうしたくてもできていないというのが現状です。

もちろん、ハローワークへ求人を出すのには経費はかからないのですが、やはり良い人材を獲得しようと思うとリクナビNEXTやマイナビ転職といった大手求人サイトへの求人広告を露出することは必須となってきますし、それには決して安くないコストを割かねばなりません。

そこで各企業が求人広告を一斉に出し始める時期があります。

それは「年始」「3月」「6月」の3つのタイミングです。

まず同じほぼ同じ理由から求人件数が増えるのが「年始」と「6月」です。

これはいわゆる「ボーナス退社」が影響しています。

年始というのはちょっとボーナス時期から遅いのですが、12月は年末調整やその他雑務に追われて求人を出すことに消極的な中小企業が多く「年始以降の経費でやりたい」「年末年始に連絡が入っても即対応できない」という理由で、年始一発目の求人にガサッと固まる傾向があります。

「3月」に関しては、「4月入社を目指した転職者」を対象とした案件が一気に増えます。年度末は人の入れ替えの時期ですので、ここで求人案件が増えるのも必然といえば必然。ただし、派遣会社などでは余った予算をつかウワヤメロナニヲスル

 

登録しておきたい転職サイト

つまり、1年の上半期は求人案件が豊富な時期、そして1月〜3月は求人市場が一番盛り上がる時期だということは転職するにおいて抑えておきたいポイントです。

そこで登録しておくべきオススメの求人サイトをいくつか紹介します。

 

リクナビNEXT

まずは定番中の定番、リクナビNEXTです。やはり大手リクルートは掲載件数が非常に豊富なのがオススメ。全国展開している大手企業から、街の小さな会社の求人まで揃っています。また、リクナビエージェントとの併用もできるのでオススメです。

オススメの使い方を過去記事でまとめていますので、そちらも参考にしてみてください。

www.macha-job.com

 

人まかせにしない わがまま転職 | ピタジョブ

ピタジョブは企業データが感覚的に把握できるダイアグラム化されているところが面白い求人サイトです。コンセプトがしっかりしているので使い勝手が良い。過去記事でも取り上げています。

www.macha-job.com

 

20代専門第二新卒の転職ならマイナビジョブ20'S!!

こちらは第二新卒に特化した20代の転職者のためのサービスです。

リクナビNEXT・ピタジョブが網羅型の転職サイトなのに対して、こちらは特化型のサイト。

詳細については過去記事で取り上げていますのでご参考になれば幸いです!

www.macha-job.com

 

まとめ

今回の内容をまとめるとこんな感じです。

  1. 実は正社員の有効求人倍率は1.0を切っている
  2. 正社員募集が増えるのは「年始」「3月」「6月」
  3. 人が動くタイミングは「ボーナス」と「年度末」

つまりはこれからが転職シーズンってことになります。このことに尽きます。

というわけで今回はこれでおしまい。

お読みいただき、ありがとうございました。