人の転職を笑うな

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転職するなら知っておきたい!「病院の薬剤師と薬局の薬剤師ってどう違うの?」求人市場データを参照しながら違いを紹介!

Hatena Feedly

 

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いわゆる「手に職」のお仕事ということもあって、薬剤師を志望して薬学部へ進学する同級生がちらほら高校の同級生でいました。

ぼくの母校は進学校でもなんでもない田舎の公立だったのですが、そういうところでは同じクラスに東大や京大、医学部へ進学する生徒も田舎でヤンキーのフリーターになる子が詰め込まれているガラパゴス的な環境だったのですが、薬学部を志望する生徒というのは、成績優秀で真面目な女の子が多かったという印象があります。

そういう子はぼくみたいな夢見がちな科学者志望とは違い、現実的な視点で将来を見据えていました。いわく、

「新卒で就職したあと、結婚して退社する可能性も十分にある。そして子育てをして数年専業主婦をやったあとにもう一度職を探すなら、しっかりした資格を持っておきたい」

とのこと。ぼくなんて、30歳になったいまでも資格は普通自動車免許しかありません。

 

薬剤師の就職先は一般企業の研究・開発やMR、各都道府県の保健所(うちの義父がこれ)などもあるのですが、一般的には病院や薬局(ドラックストア)が主たる就職先となります。

そして転職のときは「病院か薬局か」というところで悩むといった話を友だちからもよく聞きます。

そこで今回は薬剤師の転職における「病院と薬局」を比較し、登録しておきたい転職サイトを紹介したいとおもいます。

 

目次

 

薬剤師は引く手あまた! 

まず最初にお伝えしたいことは、現在薬剤師の数は非常に不足しているということです。

まず、厚生労働省より発表された2016年10月では、「医師・歯科技師・獣医師・薬剤師」の有効求人倍率は「5.95」という数字が出ています。これは全職業における求人倍率「1.28」と比較するとわかりやすくなるのですが、非常に高い数字となっています。つまり、この医療専門職では、求人件数に対して人が6倍近く足りていないということを意味しています。

参考:統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103

ただ、この数字は薬剤師以外の職も入ってきているため、「薬剤師はどうなのか?」という質問に対して厳密に答えたことにはなりません。

そこで、薬剤師の主たる勤務先となる薬局の数を見てみましょう。

 

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引用:厚生労働省,平成27年度衛生行政報告例の概況(薬事関係)

 

この調査報告結果によると、薬局数は平成27年度末の時点で58,326ヶ所あり、そして前年度に比べ0.9%の増加とのことです。また、地方都市では人口10万人に対する薬局数が多くなっているというのも重要な特徴です。

そして、実際に勤務する薬剤師数はどうなっているのでしょうか?

その推移を示すグラフが以下になります。

 

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引用:厚生労働省,平成26年医師・歯科医師・薬剤師調査の状況

 

これのデータと、前述のデータを踏まえると、薬局数の増大により薬剤師ニーズが激増しているということがわかります。

 

業務を比較!

続いては「病院の薬剤師」と「薬局の薬剤師」業務の違いです。

ポイントは「接する患者の数とタイプ」です。

病院の薬剤師

病院内の調剤室で調剤の仕事をするのが主な業務となります。

イメージとしては、医師や看護師などとともに「医療チーム」の一員として働くといった感じになります。そのため調剤業務だけでなく、各種勉強会や学会に出席したりして、治療の最前線を勉強する機会が多めであることが特徴です。

「医療エキスパートになりたい!という方にはやりがいがある仕事で適性がある」と薬剤師の友だちは言っていました。

調剤薬局の薬剤師

調剤業務のほか、服薬指導や薬歴管理が主な業務としてあげられます。

もちろんこれらの業務は病院の薬剤師も行ってはいるのですが、薬局の薬剤師の方が多くの患者さんに接して交流する機会が多くあります。

「人と接するのが好き」というタイプの方はこちらの方が向いています。

ドラックストア の薬剤師

調剤業務、OTC販売(市販のお薬)がメインのお仕事です。お店によっては「調剤業務ばっかり!」「OTC販売ばっかり!」に偏る傾向にあり、あまり患者さんとのコミュニケーションもそこまでないケースがほとんどです。また、調剤薬局に比べて扱うお薬の数が非常に多くなることも特徴。市販のお薬にも詳しくなるので、日常生活でも結構役に立ったりするそうです。

淡々と業務をこなす、といった感じの方に向いているといわれています。

 

勤務時間と休日を比較!

続いては転職の時は重視したい方も多いであろう、勤務時間と休日の比較です。

ワークライフバランスを考慮するなら薬局の薬剤師だ!とおっしゃる薬剤師の方もいらっしゃり、この記事でも参考にさせていただきました。

製薬→病院→薬局に転職した薬剤師だけど、給料安くていいから定時で帰りたい - 薬剤師のメソッド

あくまで勤務先の風土によって細かな違いがありますので、一概には「こっちの方がいい!」とは言えないのですが、実際に勤務されている方のレポートはとても参考になります。

病院の薬剤師

基本的には日中の勤務で9時〜17時が定時が相場です。

しかし、病院自体は昼夜も土日祝日関係なく患者さんがいますので、夜勤や休日の出勤もあり、残業も多いといったところが多いというのが実情です。

調剤薬局の薬剤師

こちらも開店時間に合わせて9時〜17時が一般的な定時時間です。

開店してからは来店する患者さんの混み具合によって忙しさにムラがあり、午前中が最も混み合うといわれています。これは近くの診療所の診療時間に影響します。

こちらは残業時間が比較的少なく、夜勤もないところがほとんど。

また日曜や祝日に休めるというのも大きなメリットです。

ドラックストアの薬剤師

勤務先のお店の営業時間によります。

営業時間は8時〜21時というところが多く、その間でシフト制になります。

扱うお薬が多く、また遅くまで開いているお店もあるので、調剤薬局より残業が多く、土日祝も仕事が入ります。

 

年収を比較!

続いてはお給料です。

薬剤師の転職理由の第1位は「年収・給料の不満」が挙げられています。

求人市場の観点から見ると、実は医療系をはじめとする有資格のお仕事には「年収が高いところに人気が極端に偏る」という傾向が強く現れています。

実際、医療従事者の方にお話を伺うと、

「労働環境・残業量はどこもだいたい同じだから、結局はお給料が転職基準になる」

とおっしゃられていました。

早速まとめてみると、求人広告の仕事をしていた時の感覚からいって、こんな感じです。

病院:400万〜650万円

調剤薬局:450万〜700万円

ドラックストア:500万〜800万円

ちなみにドラックストアはお給料が高めなのですが、これには「薬剤師手当」がふくまれているからなのです。これは大体「月80,000円」ぐらいが相場です。

 

転職するなら「リクナビ薬剤師」と「マイナビ薬剤師」は入っておきたい!

ここでは実際に転職活動を始める時に利用できる転職サイトを紹介します。

リクルートやマイナビといった大手のサイトはまず利用しておきたいところ。

何と言っても求人数が桁違いに多く、転職の選択肢を広げることができます。

当然ながら、大手薬局から街の小さな調剤薬局、病院や製薬会社の求人まで豊富に揃っています。

☆リクナビ薬剤師☆ 薬剤師の転職ならリクルートにお任せ♪

リクナビ薬剤師は特に「まだ転職するとは決めていないけれど、いい求人があればしたい」といった方にオススメ。転職はタイミングが大事ですので、漠然と考えているなら、常に新しい情報を見れるようにしておくことが大切ですので、「とりあえず登録しておく」 にはピッタリです。

 

マイナビ薬剤師では転職コンサルタントの相談を受けることも可能です。リクナビ薬剤師もコンサルタントはいるのですが、エージェントサポートはこっちの方がしっかりしているイメージがあります。

薬剤師のための無料転職相談 「マイナビ薬剤師」

こっちは「転職意思を結構固めつつある人」にオススメ。自分の転職条件をある程度固めた上でコンサルタントに相談すると、希望のお仕事を見つけてくれます。

またエージェントを利用するときの注意点は過去記事にまとめています。

www.macha-job.com

 

まとめ

以上、薬剤師の主な就職先になる病院と薬局の違いを紹介しました。

要点はこんな感じです。

  • 薬剤師のニーズは豊富!
  • 医療のエキスパートになるなら「病院」
  • ワークライフバランスを取るなら「調剤薬局」
  • お給料が高いのは「ドラックストア」

また、余談なのですが、年収診断などもやってみといいかもしれません 

www.macha-job.com

 

以上、長くなりましたが、皆様の転職がうまくいくことを願っております。

お読みいただき、ありがとうございました。