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近年の日本の新卒採用の仕組みをグローバルな視点で考察した「お祈りメール来た、日本死ね」

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お祈りメール来た、日本死ね  「日本型新卒一括採用」を考える (文春新書)

お祈りメール来た、日本死ね 「日本型新卒一括採用」を考える (文春新書)

 

 

ここのところ、新卒採用についてこのブログでも取り上げさせていただいているのですが、テレビやネットのニュースや特集記事を取り上げるだけではやはり全体像をイマイチつかめないです。

そしてこの新卒一括採用を軸にした「就活」という日本独自の文化について、求人業界や教育業界に直接的に関与していなくても、その全体像に興味があるという方もいらっしゃるとおもいます。

 

今回は、上記のような方やこれから就職活動を行う学生さんにオススメの新書を紹介します。

それはこの記事の最初にAmazonリンクを貼っている

「お祈りメール来た、日本死ね」

というちょっとインパクトの強い名前の本です。

それでは紹介は以下になります!

 

※就職活動するならニュース読もうぜ!

朝日新聞デジタル「就活割」

 

目次

 

著者は雇用問題のスペシャリスト!

タイトルがタイトルなだけに、やっぱり「イロモノ」な印象を持ってしまう本書ですが、内容はデータを参照しながら論を展開していく分析的なものになっています。

この本の著者・海老原嗣生氏は雇用ジャーナリストであり、この種の問題のスペシャリストです。大手人材系企業で新規事業企画や人事制度設計などの職に携わった経験もあり、現在は立命館大学で客員教授も務めています。

 

最初の章で日本の就職活動の歴史100年を振り返る

ぼくがこの本を読んで「そういえばこんなことは言われなければ気にもしなかったな」とおもって感心したのが、日本の就活騒動の歴史です。

産官学が上手く連動せず、規定を設けてもすぐに破られる。そういうことは実は戦前から何度も繰り返されていたということが、本書の序盤でかなりの分量をさかれて紹介されています。

 

欧米の雇用システムと比較してグローバルな視点から考察

ぼくがこの本を購入したのは、ここについての記載がかなり詳しかったからです。

新卒一括採用制度については日本でも頻繁に議論されていて、欧米の企業がとっている通年採用制度を推奨している知識人もちらほら見かけたので、それがどうなのかじぶんでも考えてみれたのがよかったです。

本書では「どっちもどっち」というスタンスをとっていて、「なるほど……」と思わされるくらいに丁寧に欧米での雇用システムが図表を使って説明されています。

欧米型の雇用システムについて本書で述べられている詳細について、こちらの記事で言及しています。

www.macha-job.com

 

日本の新卒採用システムの欠陥を指摘

結局、はなしはここに行きつくというか、本書はそもそもここを議論するためにあるようなものです。

日本の就活は開始時期がどうだこうだの議論が毎年なされてて、正直現在はかなり迷走しています。会社説明会開催期間の長期化、就活の学業の阻害、留学生のフォロー、企業の足並みぞろえ、などなど問題点は山積みです。

それをどうしたら改善できるのか。

ぼくも前々からおもっていたことではあるのですが、企業の足並みが合わないならば、求人を出す方法、つまり求人広告に圧力をかければ「そろわざるをえない」状態になるはずです。この本ではそういうことも書いていて、そしてもちろんぼくなんかよりもずっと現実的で具体的な施策案を構築したりしていて、かなり勉強になりました。

 

就活問題について広い視点を持ちたいという方は、ぜひ一度手にもってみてはいかがでしょうか?

お祈りメール来た、日本死ね  「日本型新卒一括採用」を考える (文春新書)

お祈りメール来た、日本死ね 「日本型新卒一括採用」を考える (文春新書)

 

 

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www.macha-job.com

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