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理系の採用ニーズが高まっている!? 理系・文系イメージの誤解

Hatena Feedly

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「理系学生」の採用ニーズが高まってきているというニュースを見かけました。

理系学生へのニーズが顕著な最新就活動向/増沢 隆太(INSIGHT NOW!) - goo ニュース

マイナビ「2016年度(2017年卒)新卒採用・就職戦線総括」

 

どんな業界・どんな色で理系学生が求められているかについての詳細は明らかにはされていませんが、理系学生の内々定率は文系学生よりも高く出ているため、求人市場としてはそういうものがあるのかもしれません。

理系学生の就活事情については以下の記事で取り上げましたが、

www.macha-job.com

ほとんどがメーカーの技術・開発職や研究職に採用されます。

しかし全員が理系就職をするとも限りません。

ぼくの周りでも、大学院修士課程を卒業しても商社やコンサルへ就職する学生も少なくありませんでした。

だいたいそういった進路を選ぶ人にはこんな傾向があったように記憶しています。

  • 体育会系のサークル出身
  • 土木・都市工学を専攻していた

某商社にいった研究室の修士課程を出て就職した後輩は、ハンドボール部のキャプテンをしていました。かれは「物よりも人を相手にしたい」という理由で営業や企画系の仕事を希望したようです。

よく感じるのですが、商社・広告・証券といった分野はなぜか体育会系の学生を欲しがっている気がします。実際、そういうニーズに応えるために、体育会系の学生や若者のための就職サービスもポツポツできているのです。

体育会系に特化した人材支援サイト「アスリート就職ナビ2017」

体育会出身者の特別な転職【スポナビキャリア】

 

あと、ぼくの研究室のまた違う後輩で野球部の子がいたのですが、かれは配属当初から文系就職を希望していて、今年話題になったあの広告代理店へ就職しました。もう何年も喋っていないのですが、フェイスブックで流れてくる投稿を見る限り、朝からサーフィンに行ってから定時出社するというエクストリーム出社をしているそうです。

理系学生が重宝される理由で「数字に強いから」「論理的思考力があるから」ということをおっしゃられる方をよく見てきました。

しかし、曲がりなりにも理系出身のぼくから見て、あんまりそういう認識をされても困るな、というのが正直な気持ちです。

今回はいわゆる「理系・文系論争」について書いてみたいと思います。

 

目次

ありがちな文系と理系のイメージ

他の方の「文系」「理系」のイメージについてちょっと見てみようと思って、ネットで検索してみると、こういう記事を見つけました。

文系と理系 | 人生を賢く生きる知恵

 ここでまとめられているそれぞれの特徴は以下のようになります。

  • 文系:知識を溜め込む学習をする。問題解決には頭なかにある知識から適切な情報を直感的に選び出す。デザイン重視(おしゃれ)。恋愛は肉食系。
  • 理系:方法などを考える、合理的な思考を好む。問題解決についてはその解決方法を様々に考察する。機能性重視(ダサい)。恋愛は草食系。

なんというか、

こういうことを言うのは本当にやめてほしい!

という気持ちでいっぱいです。理系でもおしゃれなひとはおしゃれだし、人間はそもそも雑食です。

……まあ、そんな戯言はさておき、一番反論したいところである「文系=直感的」「理系=論理的」について述べたいと思います。

 

論理的思考力が備わっていない奴は理系文系以前にそもそもバカ

ぶっちゃけ、これに尽きるんですよね。

哲学であろうと歴史学であろうと文学であろうと自然科学であろうと、学問という営みを行うにおいて、「論理的思考力」というのは不可欠なものです。

それぞれがそれぞれにその方法論の検討、体系化をする必要性があり、他者との議論可能な次元までブラッシュアップするために「合理化」を行っていきます。

そしてその試行錯誤の過程、例えば何から着手していくか、どういう条件でデータを取るか、という任意性が許されたところでは直感力が大きな役割を果たします。

ぼくも物理学をやっていたとき、指導教官から

「勘が備わるまでは10年はかかるよ」

なんてことを言われました。

「問題解決をストックした知識のなかから導き出す」という手法をとるのはある意味で奥の手みたいなもの、コンピューターの演算的な発想であって、それが文系の特徴と言われるなら、文系もさぞかし舐められたものです。文系理系という言葉が何だか「理系は賢い」というイメージを植え付けるためだけにある気がして。

理系でも論理的な思考を苦手とする人はもちろんいます。

また、自然科学でも膨大な暗記を要求されるケースも当然ながらあります。

  

まとめ

今回の記事の要点はこんなかんじです。

  1. 体育会系や土木・都市工学出身の人は文系就職する人が比較的多め(当社比)
  2. 論理性がないことは理系文系以前に、ただのバカ
  3. 直感的な判断ぐらい誰もがやってる
  4. 文系・理系論を語る人のことはだいたいあてにならない

あと、今後注意しておきたいもので「人工知能」という言葉があります。

ただのコンピューターを使った力任せの演算のことを安易に「知性」と呼ぶ人が今年やたら増えたなぁという感じました。

人工知能については学者間でも「何を持って知性とするかどうか問題」というのがあり、これもまた難しい問題なのですが、耳障りのいい言葉を安易に使って、ヘンな固定概念を持たないことが物事を見る上で大切だと思っています。

 

さて、理系の方への転職情報ですが、最近は「化学・食品メーカー」「IT業界の」技術職が狙い目です。 

www.macha-job.com

 

また、転職活動がめんどくさい!という方はこちらの記事も参考にしてみてください。

www.macha-job.com

 

というわけで今回はここまで。

お読みいただき、ありがとうございました。