人の転職を笑うな

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なぜ転職エージェントを利用してもユーザーは無料なのか?

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こんにちは、まちゃひこです。

これまでいろんな求人・転職サービスを紹介を紹介してきましたが、今回はそれについてのちょっとした疑問について考えてみたいと思います。

 

まず、求職・転職サービスどれもこれもこんな共通点がありました。

  • ユーザーひとりに対して担当者がひとりつく
  • 自己分析から書類作成・面接対策、先方企業との調整を代行してくれる
  • ユーザーの利用料金は無料

おそらく最後の「無料」については「どうして何だろう?」と疑問を持った方も少なくないのではないでしょうか?

この「無料」について、求人企業・クライアント企業の立場に立ってざっくり見ながら考えていきたいと思います。

 

目次

 

クライアント企業の要望は「人が欲しい」につきる!

人材系の企業というのは人が働く社会である以上ニーズが尽きることはありません。

そして「人がいればできる!」ために、事業に初期投資がほとんどかからないということも多くの企業がこの業界に参画している理由のひとつとしてあげられるでしょう。

この「人を見つけて紹介する」というシンプルな基本構造が中核にあるゆえ、先方の要望も「人が欲しい」という実にシンプルな答えに収束します。

もちろん昨今の採用難の背景を受けて、要望は多様化・複雑化の一途をたどっているのですがそれは細部、結局は「人が欲しい」につきるのです。

企業の採用担当のミッションは、

「いかに早く」「有能なスタッフ」を獲得するか

です。そのために求人会社にお金を払っているのです。

 

求人広告と成果報酬制

つまり、人材系企業は「人を集めた報酬」としてお金をもらうことになります。

なので自社のユーザーというのはその会社にとっての財産そのもの。だからできるだけ多く保有しておくことが企業の力になります。

人材派遣・求人を扱う会社は主にふたつの収益システムを持っています。

ひとつは「求人広告」。これは求人広告の掲載料金を頂くことで収益を得るシステムです。

もう一つが「成果報酬制」。これは実際にクライアント企業に紹介した人材が採用となった時にお金が発生するシステムで、多くの転職エージェントはこちらの方を採用していると考えてよいでしょう。

このふたつを比較するとだいたいこんな感じになります。

  • 求人広告:低単価で広範囲に求人募集が行える。また即効性がある。
  • 成果報酬制:一件紹介すると数十万円程度のお金が発生する。マッチング重視のため、採用までに時間がかかる傾向。

だから人材を確保しておくためにユーザーに対して至れり尽くせりのサービスを提供しているというわけです。

 

採用単価ってどれくらい?

なぜ企業が一人採用するのに数十万円というお金をかけるのでしょうか?

これはむしろ、採用するのに実際に数十万円程度かかってしまうという現状から止むを得ずそうなっていると考えた方がいいでしょう。

ここで必須となってくる考え方が「採用単価」というものです。

これは「一人採用するのに投じた費用」のことですが、一般に正社員の給料の1.5倍から2倍程度と言われています。

ここだけの話、飲食の正社員や不動産系の営業マンは50万円くらい、特に採用が難しいと言われる薬剤師になると採用単価は100万円を超えると言われています。

求人広告で安く採用しようと思っても、採用ミスマッチのためにすぐに辞められてしまうと投じたコストだけでなく、時間も無駄になってしまい、クライアント企業にとってはこれが一番避けたいことになっています。

そのため、最初からマッチング重視で高単価でも成果報酬制を利用するという手段も必要になってきたというわけです。

 

まとめ

以上をまとめると以下のようになります。

  • 人材確保の手段は低価格で即効性があるものの不確実な「求人広告」と、高単価で時間はかかるものの確実性の高い「成果報酬制」がある。
  • 転職エージェントサービスはだいたい「成果報酬制」。
  • 転職エージェントはクライアント企業に紹介した人材が採用にならないと売り上げにならないので、ユーザー(求職者)に対して至れり尽くせりの対応をする。

もちろん、今回ここで書いたことはあくまで一般論ではあるのですが、利用するサービスの仕組みをあらかじめ知っておいて損はないかなぁと思います。

また、こういうことを把握するのは純粋に楽しかったりするので、このような記事を書かせていただきました。

今回はここまで。

お付き合いいただき、ありがとうございました!

 

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