人の転職を笑うな

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田舎と都会、どっちの方が「仕事がある」!? 都道府県対抗の有効求人倍率ランキング

Hatena Feedly

※このエントリーで使用する統計データはすべて2016年8月のものです。

 

ちょっと前に求人市場を見るときに基本の数字となる「求人倍率」について説明をしました。

www.macha-job.com

 

リーマンショックの時はガクンと落ち込んだこの数字ですが、それからは右肩あがり。2020年までこの上昇は続くと言われていて、現在の日本は「働き手の不足」が深刻化しています。

今日はこの数字を使って都道府県を比較してみました。

まずは求人倍率で日本を塗り分けしてみます。するとこんな感じになりました。

f:id:bibibi-sasa-1205:20161022154446p:plain

上図作成にあたり、統計データは厚生労働省が公開している「統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103」より「9 都道府県別・地域別労働市場関係指標(実数及び季節調整値)※2016年8月 を使用

 

さて、この詳細について、以下では見ていきましょう。

 

有効求人倍率が高い都道府県TOP10

早速順位を発表すると以下のような結果になりました。

 

第1位 東京都(3.34)

第2位 広島県(2.78)

第3位 石川県(2.66)

第4位 福井県(2.58)

第5位 島根県(2.51)

第6位 愛知県(2.48)

第7位 岐阜県(2.46)

第8位 岡山県(2.40)

第9位 長野県(2.32)

第10位 宮城県(2.30)

 

やはり東京が他を寄せ付けないぶっちぎりの数字を出しての1位となっていました。

まぁ、当然といえば当然の結果でしょう。

しかし、ぼくの予想では大阪、愛知が続くのかとおもえば、そのほかはほとんど地方がランクイン。

 

地方の求人倍率が高く出たのは信じてもいいのか?

求人倍率は求人数を求職者数で割ったものです。

ここで、主要都市を持つ都道府県と地方の求職者数(分母)を見比べてみます。

 

東京都:181,592人(有効求人倍率 第1位)

大阪府:144,796人(有効求人倍率 第11位)

愛知県:91,795人(有効求人倍率 第6位)

 

石川県:16,637人(有効求人倍率 第3位)

福井県:10,554人(有効求人倍率 第4位)

島根県:10,929人(有効求人倍率 第5位)

 

このように、およそ10倍の違いが分母にあることがわかりました。

しかし、もしも分母の大きさが与えている影響というのは無視できないほどのものなのでしょうか?

それを検証するために、以下のようなことをやってみました。

有効求人数のランキングと有効求職者のランキングを作ってみると、ほとんど同じ結果が出てきます。ランキングなんて見ても原因なんてわからないので、求職者と求人数の関係をここでチェックしておく必要がありそうです。

f:id:bibibi-sasa-1205:20161022163845p:plain

横軸を有効求職者数、縦軸を有効求人数として各都道府県をプロット。一番右上にある点が東京。それ以外はほぼ線形近似に乗る。

 

このことから、東京が極端に求人数が多いことを除けば、全国的に求職者数と求人数は比例の関係にあることがわかります。でもこのグラフの傾きこそ、求人倍率に相当する数字なんですよね……。

つまり、このランキングというのもどんぐりの背比べでしかないってことですね。なんだか元も子もない話です。

 

まとめ

今日のことをまとめると

  • 基本的に都道府県による求人倍率の差異はほとんどないと考えてよい。みんな人が採れません。
  • ただし東京都は別。あそこは日本じゃない。
  • とほほ

最近、メインブログの方でこのブログの紹介をしたら、

「私ももうすぐ仕事辞めるので参考にします!」

とおっしゃってくださった方が数名いて、嬉しかったです。

キャリアは車を運転するようなものだと、むかしの偉い人が言ってました。

手前ばっかを見ていると手元が狂うけど、遠くを見つめるて走ると車体は安定する。

いかにもビジネスクソ野郎がいいそうなことですが、割と当たってるかもしれません。

まずは知人に話を聞いたり、転職情報サイトに登録するなり、多くの情報を集めることから始めてみるのが基本だとおもいます。行動するならはやいうちの方がいいですよ。

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