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理系職の就職事情について/どうして大学院卒が有利?

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こんにちは、まちゃひこです。

きょうは「理系職の就職事情」について書いていきたいとおもいます。

 

ぼく自身、学生時代はずっと理系でした。当時は将来は「研究がしたいなぁ」なんて漠然なことを考えていて、学部・修士・博士と進学しました。

けっきょくは文系就職して現在に至るわけですが……。

ぼく自身の就職活動の記憶や、まわりの友だちのこととかを踏まえながら、話を進めていきます。

 

※就職活動するならニュース読もうぜ!

朝日新聞デジタル「就活割」

 

目次

 

理系の仕事とは?

そもそも理系の仕事は大前提として「ものづくり」があります。

そしてそのフィールドのなかで仕事をざっくり分けると「技術職」「研究系」のふたつになるんじゃないかなぁとぼくは考えています。

技術職は「ものづくり」のアイデアを出しやコストを考慮した上での生産方法の考案など、生産に直結する場所を仕事としています。

一方、研究職はというと技術職よりちょっと製品から距離を置いています。

たとえばの話ですが、「着ると透明になる服(いわゆる光学迷彩)」を作りたいとします。研究職の仕事は「透明に見えるとはどういう現象が起こっているのか」とか、「そのような効果を持つ物質はどうやって作れるか」を調べます。つまり、「ものづくり」の土壌を作るのが仕事になるのです。

 

いまや理系は6年制のようなもの!?

現状、日本の理系学部の学生は4〜5割が大学院へ進学するといわれています。

しかし、Wikipediaを見れば国公立大学になるとその進学率は6〜8割になってきています。

ぼくも国公立大学出身なのですが学部生のとき、みんな当たり前のように大学院進学の心づもりでいて、3回生後期になっても誰も就職活動はしてなくて、夏にある大学院入試(いわゆる院試)の1か月前にその勉強をはじめるのが通例でした。

「研究開発やろうとおもったら修士卒じゃないと!」

という暗黙の了解みたいなのがあったのですが、そもそもそれはなんでなのでしょうか?

文科省の資料には、企業が大学・大学院に対して人材教育に何を期待しているのかというアンケート調査があります。

そこでは「専門知識や広範囲にわたる基礎知識の習得」「自分の考えを導き出す訓練」などが特に期待されています。また、企業は教育を行っている大学よりも「理論に加えて、実社会とのつながりを意識した教育」というものを期待しているようです。

この調査はあくまで「教育について」のものですが、これは「採用したい人物像」にも直結すると考えられます。

大学院では「授業」というものがほとんどありません。もちろん、とらなくてはならない座学の単位はあるのですが、それはだいたい入学初年度の前学期だけで取り終えることができる程度です。他の時間は全て研究を行い、論文を書くことに費やされます。あとは学会発表や、研究室内外でのディスカッションとかが定期的に入ってくるみたいな感じです。

つまり、先に挙げた

「自分の考えを導き出す訓練」

「理論に加えて、実社会とのつながりを意識した教育」

についての、学部以上に実践的な教育を経て、はじめて修了できるという仕組みです。まぁ、厳しさとか云々は大学単位どころか、研究室単位、直属のボスの単位で違ってくるのでなんとも言えないのですが。

ともあれ、「理系職では大学院卒が有利」はここからきているのかもしれません。

 

「理系」でも色々ある! 

実は理系といえども、専門によって事情は大きく異なります。

ここでは話を単純にするため、ひとまず医療系については触れません。

 医療系以外の理系を分けると

「物理系」

「化学系」

「生物系」

の3つが妥当かなとおもいます。だいぶざっくりしてますが、数学要素の強いもの(情報とか)は「物理系」に入れています。化学系と生物系の区別もグレーですが、素材開発とかの有機合成は化学系、食品や製薬は生物系みたいな感じで考えています。

で、就活が抜群に楽なのは「物理系」、逆にめっちゃ厳しいのは「生物系」といわれています。

ちなみにぼくは物理系でした。そして修士課程の時も就職活動をしていて内定も何社かに頂いていたのですが、なんか京セラドームとかであるでっかい合同説明会なんて行きませんでした。物理系学部では、異様に「学校推薦」が充実していて、物理系学生のうち7割くらいはこれを使って就職先を決めます。

ぼくに内定をくれたところは推薦はないところでしたが、それでも大学OBの方がリクルーターとなって引っ張ってくれたのを覚えています(最終的には進学を選んで申し訳なかったです)。まぁ、それで博士行っても楽勝だろうと甘い考えを持ったのですが。

また、この学校推薦は学内で枠を争うことになります。その際に学部生よりも大学院生が優先されることがほとんどで、それゆえに国公立大学の進学率が高いのかもしれません。

しかし、生物系の友だちに話を聞くと「そんな過保護(!?)な制度知らない!」と言われました。どうやら生物系では企業が求める人員数に対して学生数が多く、競争率がめちゃくちゃ高いとのことで、製薬・食品の会社を全滅して全く知識のないSEになるというルートを辿るひとも少なくなかったです。はっきり言って、かなりの数でした。

ちなみに、新卒採用一般についてはこの記事で取り上げました。よかったらお読みください。

18年卒組の新卒就活は今年より厳しい?就職活動の注意点と新卒採用市場について考察してみた。 - 人の転職を笑うな

 

最後に

まずは理系キャリアの入り口のことについてざっくり書いてみました。

ただ理系職としてメーカーに勤めるなら「ものをつくる」という軸で勉強し、自分の考えを持つことが大切でしょう。(まぁ、これはうちの嫁(開発職)がよく言うことですが)

 

就職活動をしているとき、僕は新聞社も受けたりしていたのもあって、毎日新聞を読むことにしていました。

このときは結構世の中のことに関心がない方だったのですが、毎日読むことで視野が広がり、なかなか面白くなってきました。朝日新聞はスマホでも購読できるのでオススメです。

 

求職・キャリアアップについての記事に特化してこのブログでは情報を公開しています。

キャリアアップに「かかせない」といわれるようになってきた英語について、オンライン英会話レッスンの無料体験の紹介などもしています。

www.macha-job.com

 

また、新卒の就活一般については以下の記事で詳しく書いていますのでご参考にしていただけると嬉しいです。

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転職をぼんやり考えている人向けに「リクナビNEXTの使い方」の解説もしています。

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ということで、今回はここまで。

お読みいただき、ありがとうございました。